離れているから気持ちを伝えよう!

お題「#この1年の変化

職場が介護付き住宅のなこともあり、春休みも夏休みも冬休みも帰省せず、

関西で過ごしたのは初めてでした

職場は、関係者以外面会禁止。

コロナ禍の前から家族を入居させてから、一度も面会に来ない方家族もいれば、週末になるとみんなで会いに来る家族。

様々です。

そんな中、面会が禁止になってから、ほぼ毎日お昼の時間になると、やってくるおじいちゃんがいます。

奥様である車いすのおばあちゃんに会いにくるのです。

一階の共有フロアの大きなガラス一枚挟んで手を合わせながら楽しそうに会話しています。

認知症がすすみ、毎回、スタッフにお父さんが来たよーと教えてあげないとわからなくなりましたが、旦那さんだとわかると、まるで幼稚園児が大好きな両親に会えたように明るい笑顔に変わります。

自分の手をガラス越しのおじいちゃんの大きな手に合わせて喜ぶ姿をみると、九州にすんでいる自分の認知症の祖母を思い出して、胸がしめつけられて泣きそうになります。

認知症になる前は、おしゃべりが上手で、料理が上手で、お煮しめが得意で、みたらし団子や蒟蒻やタケノコやわらびとりに山にのぼり、元気で動き回っていたおばあちゃん。認知症がひどくなり、

 

大好きなおばあちゃんとの思い出を私自身が、認知症で大変だった迷惑をかけるおばあちゃんという思い出に塗り替えてしまい、なかなか、昔のおばあちゃんを思い出せなくなりました。

近くにいれば、

ついおばあちゃんはこんなに何もできないの?とついイライラしてしまって冷たくしてしまったこと本当に心から後悔して自己嫌悪。

今なら、会ってもなんだかすべて笑顔で受け入れらるかな。

コロナ禍で会えなくなってから

週に一回、おばあちゃんと長電話、最後はいつも、会いに行くまで元気でいてね

早く日常がもどりますように。。